ユーティリティ

私たちは普段 cp, ls, find, grep などを「コマンド」と言っているが、FreeBSD man ページや古い文献では「ユーティリティ」と呼んでいるようだ。
私たちも「ユーティリティ」と呼んだ方が通っぽくて (・∀・)カコイイ! のではなかろうか。
しかし sh やデーモンなどもユーティリティと呼んでいいものだろうか。
ここを見ると、コマンドのカテゴリとして
sh, utilities, Document formatting, Graphics, Communications などがあることになっている。
http://en.wikipedia.org/wiki/Unix#Common_Unix_commands
FreeBSD man 1 sh には

sh ユーティリティはシステムの標準コマンドインタプリタです。

と書いてある。
しかし Unix 1st edition のマニュアルを見ると思いっきり command と書いてあるなあ。
http://www.cs.bell-labs.com/who/dmr/1stEdman.html
grep しても utility は見つからない。
結局使い分けは決まってないの?


[追記:2007-01-13]
POSIX によれば、utility とはシェルから呼び出せるプログラムで、組み込みコマンドは除く。
command とはコマンド行の1行でタスクに対応するもの。らしい。
http://www.opengroup.org/onlinepubs/000095399/basedefs/xbd_chap03.html#tag_03_392