マネーサプライ(money supply、通貨供給量)

マネーサプライの指標

M1 =現金通貨+預金通貨
M2 =現金通貨+預金通貨+準通貨
M2+CD=現金通貨+預金通貨+準通貨+譲渡性預金
M3 =現金通貨+預金通貨+準通貨+(郵便貯金農業協同組合信用組合などの預貯金、金銭信託
M2+CDが通貨供給量の指標として最も一般的。

準通貨
解約することでいつでも現金通貨や預金通貨となり、決済手段として機能する金融資産。定期性預金(定期預金・据置貯金・定期積金)のこと。
譲渡性預金
他人に譲渡できる預金のこと。CD(Certificate of Deposit)とも。


日本銀行は2008年からマネーサプライ統計を見直し、マネーストック統計として発表することにした。
M1、M2などの定義も若干変更された。
http://www.boj.or.jp/type/exp/stat/faqms.htm#07


日本のマネーストック統計はこちら
通貨関連統計 | マネーストック日本銀行
http://www.boj.or.jp/theme/research/stat/money/ms/


2009年9月時点のマネーストックM2は約750兆円。

マネタリーベースとマネーストックの違い

マネタリーベース統計が、「中央銀行が供給する通貨」であるのに対し、マネーストック統計は、「(中央銀行を含む)金融部門全体から経済に対して供給される通貨」であることです。

マネタリーベース統計のFAQ:日本銀行
http://www.boj.or.jp/type/exp/stat/faqbase.htm#10